製品のタテ・ヨコと生地の経糸・緯糸には関係性がります。一般的な服であれば、ほとんどが、製品のタテ方向に経糸が対応します。
また、シャツなど後身頃の上部(ヨーク)では、ヨコ方向に経糸が対応します。もちろん、例外もありますが、縦縞のストライプのシャツでは、ヨークは横縞になっていることが多いと思います。写真参照。
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多くの場合、経糸は製織時にテンションがかかるため、経糸の方が強い糸です。そのため、製品では、力のかかる方向に経糸を対応させるのが原則となります。もちろん、衣服では、デザインが優先される場合もあり、例外もあります。
初稿2015/04/05 改正2021/07/14
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