サーモビュアーとは
見えない温度を「絵」にする機械です。テレビなどで、よくその画像を見ますが、これは調整しています。何度から何度までと温度帯を区切り、その区切りごとに色を決めます。差を出したい部分で色が変わるように調整します。この調整をうまくしないときれいな画像にはなりません。最近のものは、体温付近で調整しているので、人物を写す時はわりと調査をしなくともそのままで使えるようです。
熱源の見え方は?
例えば、熱源(湯たんぽなど)を入れた「断熱性の高いふとん」はどう映るでしょうか?
熱源のところが赤くなり、熱源の場所がわかる画像をよく見ますが、ふとんの外側が熱くなっているということは、そこから熱がどんどん逃げていることを示しています。熱源のあたりがより赤いと断熱性があると思いがちですが、断熱性が悪いことになります。
完全な断熱の場合は?
極端な仮定をすると、完全に断熱していれば、熱源の位置がわからなくなります。
*サーモグラフィとも言われます。
初稿2017/04/11 改正2020/05/24